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INTERVIEW

INTERVIEW

亜麻栽培農家について

北海道の亜麻を栽培する農家の皆さまに
お話を伺いました

北海道当別町の亜麻の畑から

当別町亜麻生産組合

当別町亜麻生産組合

はじまりは?

明治初期から昭和40年代まで、北海道では繊維を採取する目的で「亜麻」が広く栽培されていました。しかし、昭和40年代には化学繊維の台頭により、亜麻は姿を消しました。

再び亜麻を「北海道の資源」として見直し、「北海道ブランド」としてその種子(亜麻仁油)に着目し、花の景観と合わせて地域の活性化を図るべく、活動が始まりました。

主な活動

亜麻の薄紫色の可憐な花を観光資源として、平成20年から毎年7月に「亜麻まつり」を開催しています。初夏の風物詩を一目見ようと来場者も年々増え、当別町の特産として認知され始めています。

亜麻まつりでは、亜麻の歴史パネルの展示や亜麻の繊維の採繊体験や「亜麻色の髪の乙女」歌唱コンクールなど、亜麻に親しんでもらえる企画となっており、訪れる人たちとの盛んな交流が行われています。このようなイベントの企画や運営を通して、都市と農村の交流が始まり、栽培農家をはじめ、地域住民、町、教育・研究機関などの連携により、産学官のネットワークが構築され、地域活性化に大きく貢献しています。

可憐な亜麻で地域活性化

亜麻を通して町内外の市民団体との交流や、イベントの企画・協力など、亜麻のネットワークはどこよりも充実しています。欧米ではポピュラーな亜麻の「衣・食・住」の文化を日本ならではの趣で、文化といわれるくらいにまで身近に接していけるような環境づくりを関係者と共に作り上げていくことを目指しています。

Farmer’s Interview

亜麻を生産する
当別町亜麻生産組合の仲間達