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INTERVIEW
INTERVIEW
亜麻栽培農家について
北海道の亜麻を栽培する農家の皆さまに
お話を伺いました
当別・青山地区の亜麻の畑から
津崎 弘樹さん
天候不順で苦労した去年の亜麻栽培
85年ほど続く3代目農家の津崎さん。51ヘクタールに及ぶ畑では、小麦をメインに、米、そして亜麻を育てています。去年の亜麻の状況をうかがってみると、「苦労しましたね」との答えが返ってきました。
「6月に雨がしつこく降りましたからね。正直、心配しました。亜麻も農作物なので天候に影響されますからね」
自然相手の農業の苦労が言葉の端に垣間見えます。
今年は播種量を増やし発芽率も上々
津崎さんの亜麻畑があるのは、当別町の青山地区。他の畑とは少し離れていますが、見学に訪れる人は多いといいます。
「場所がわかりやすいこともあるんじゃないですか?山が近いので、風景が独特で良いといわれることもあります。毎年来られる方も結構いますね」
天候不順で苦労した去年とは何か違う手を、今年は打っているのでしょうか。
「播種量を多くしました。おかげで発芽率がいいですね。あとは、この先この天候が続き、今の調子で育ってくれれば良いなと思っております」
毎年、質の高い亜麻をたくさん作ることを目指して栽培してきた亜麻。お話をうかがった6月初旬から、このレポートがみなさんの元に届く約1ヵ月の間に亜麻はすくすく育ち、7月、満開を迎えています。