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まつり・イベント
第17回 亜麻フォトコンテスト入賞作品発表
第17回 亜麻フォトコンテストに多数のご応募をいただきまして、誠にありがとうございます。
2022年11月に審査を行いました。
最優秀賞
<初夏>
後閑聡さん
色彩の強い印象が残る秀作です。可憐にも力強く咲く亜麻が表現されています。
昔から変わらないであろう、青空と開花風景という北海道の魅力がいっぱいに詰まった表現に拍手。
未来に残したい原風景です。
優秀賞
<朝陽を浴びて>
相馬 守さん
素晴らしい作品ですね。光源の処理、日に向かう花々、前景と背景の扱いなど申し分ありません。
上のほうに弱い太陽が取り入れられており、早朝の光に包まれたささやかな亜麻畑の営みが感じられます。
優秀賞
<都会に咲く亜麻の花>
大石 侑汰さん
都会にある亜麻という狙いが良いですね。
都会ならではのビルや大木の間にある癒しの空間が良く表現されています。亜麻はどこで見かけても、可憐な美しさや力強さがあるということがわかります。
北海道の短い夏の到来が伝わります。
佳作
<爽風に揺れる>
鈴木 朋美さん
風にそよぐ小さな花々を、雲の多い青空をバックに上手に配置しました。
大変な手練れの作品ですね。画面左から右へ吹く風まで感じられます。亜麻の花の青と空の青から、亜麻の爽やかさが良く表現されています。
爽やかさにあふれ、色調のやさしさと牧歌的な雰囲気に癒されます。
佳作
<『ほのか』>
山本 佳予子さん
良作です。花と種の写った珍しいカットで、そのユニークな様子と、主題を大胆に右に寄せたところは日本画を思わせます。
色彩は目立ちませんが、逆に印象に残るものになりました。
みな種に変わった中、頑張る一輪の亜麻の花。題名も素晴らしいです。
佳作
<亜麻畑でヒバリのワンマンショー開催中>
宮口 悦子さん
珍しいタイミングを捉えました。良いシチュエーションですね。
ヒバリを歌手に見立てたところが素敵です。亜麻畑でさえずるヒバリの声が聞こえてきそうで、ヒバリと亜麻の花のほほえましい邂逅だったことが伝わります。
佳作
<「亜麻と雫」>
高橋 美貴子さん
雨上がり、花びらからポトリと水滴が落ちる直前を狙いました。
水滴と亜麻の花を絡ませたなかなか難しいところで、良く撮られています。
湿度が伝わり、感傷的な雰囲気が印象に残ります。感動の瞬間を切り取った心情が伝わります。
佳作
<生存競争>
宮本 明人さん
亜麻の花を入れず苗だけに注目した作品は珍しいです。整理された構図です。
一見すると亜麻とは判断しづらいのですが、葉の色だけでここまで魅せられることに驚きました。
競うように成長し、夏に綺麗な花を咲かせる様子が想像できます。